Yellowfinには、アプリケーションの様々な部分に対応する異なるロギング機能があります。標準的なインストールでは、これらは次のディレクトリに格納されています。:Yellowfin/appserver/logs/
Yellowfin アプリケーションのメインログは、yellowfin.logであり、エラーや警告メッセージ、Yellowfinが何を実行しているかの情報を含みます。これは、問題を診断するのに役立ちます。より詳細なレベルのログが役に立つこともあるため、このファイルに追加のデバッグ情報を記録するように、Yellowfinを設定できます。
Yellowfin 8.0.8、9.4以降の場合
以下のディレクトリに格納されているlog4j2.xml ファイルを探します。
Yellowfin/appserver/webapps/ROOT/WEB-INF/log4j2.xml
ファイルの下の方から、以下の行を探します。
<Root level="INFO">
こちらの行を次のように変更します。
<Root level="DEBUG">
ファイルを保存すると、Yellowfinは変更を反映し、数分後にはデバッグロギングを開始します。デバッグ情報は、これまでに記録されたすべての情報と合わせて、Yellowfin.logに記録されるようになります。
その他すべてのバージョンの場合
以下のディレクトリに格納されているlog4j.properties ファイルを探します。
Yellowfin/appserver/webapps/ROOT/WEB-INF/log4j.properties
ファイルの上の方から、以下の行を探します。
# uncomment to set everything under com.hof to debug # log4j.category.com.hof=DEBUG
行の先頭を削除してコメントを解除します。
log4j.category.com.hof=DEBUG
ファイルを保存すると、Yellowfinは変更を反映し、数分後にはデバッグロギングを開始します。デバッグ情報は、これまでに記録されたすべての情報と合わせて、Yellowfin.logに記録されるようになります。
基本的に、Yellowfin サポートチームからの依頼がない限り、こちらの設定変更をする必要はありません。デバッグログを有効にすることで、特にユーザー数の多いシステムでは、これらのログファイルが急速に増大します。問題のデバッグでのログ取得が完了したら、下記の手順でデバッグログを無効します。
Yellowfin 8.0.8、9.4以降の場合
デバッグを無効にするには、Root levelを「INFO」に戻して、ファイルを保存します。
<Root level="INFO">
その他すべてのバージョンの場合
デバッグを無効にするには、行の先頭に#を追加し直します。
# log4j.category.com.hof=DEBUG
これを無効にしないと、将来的に問題を診断するためにログに十分な容量を確保できなくなる可能性があります。
※デバッグログを無効にしたら、Yellowfin サーバの再起動が必要です。Yellowfin サーバを再起動できない場合は、#を追加し直すのではなく、DEBUGをINFOに変更します。これにより、デバッグログの取得を停止します。
ご不明な点やご質問などございましたら、Yellowfinサポートチームへお問い合わせください。