2022年10月より新設されました、Analytics指名ユーザーライセンスの、WriterとReaderの違いについて説明します。
2つのライセンスタイプの違い
Writerライセンス
Writerライセンスは、Yellowfinのすべての機能を使用することができるライセンスです。
Readerライセンス
Readerライセンスは、レポートの作成および編集することができないライセンスです。レポートの作成および編集ができないだけなので、Writerライセンスのユーザーが作成したレポートを閲覧したり、ドリルダウン、フィルター、インサイトなどのレポート機能を使用することはできます。また、ダッシュボードやストーリーなどの他のコンテンツを作成することは可能です。
Readerライセンスのユーザーを作成するには
Yellowfinは、登録されているユーザーのロールの設定によって、ライセンスタイプを判断しています。登録したユーザーをReaderライセンスのユーザーとして使用するためには、
一般>レポート作成権(レポートライター)
の、CとU両方のチェックが外れたロールを用意してください。
レポート作成権(レポートライター)の、CとUの両方のチェックが外れたロールが割り当てられたユーザーは、Readerライセンスのユーザーとしてカウントされます。他の権限のチェックが入っていてもReaderライセンスのユーザーとしてカウントされます。
言い換えると、レポート作成権(レポートライター)のCとU両方もしくはどちらか片方のチェックが入ったロールが割り当てられているユーザーは、Writerライセンスのユーザーとしてカウントされることになります。他の権限のチェックが外れていてもWriterライセンスのユーザーとしてカウントされます。
ライセンスごとのユーザー数を確認する方法
現在登録されているユーザーが、WriterとReaderのどちらのライセンスにどれだけ割り当てられているのか、ライセンスごとのユーザー数を確認したい場合は、ライセンス管理画面から確認することができます。
下の図は、Analytics指名ユーザーライセンス300ブロックを契約している場合の例です。
リーダーの欄の使用中に、4と表示されています。これは、登録されているユーザーアカウントのうち4つのアカウントがReaderライセンスのユーザーであることを示しています。
ライターの欄の使用中に、100と表示されています。これは、登録されているユーザーアカウントのうち、100アカウントがWriterライセンスのユーザーであることを示しています。
※ラインセンス管理画面にアクセスできるのは、システム管理>ライセンス管理権を持つユーザーです
まとめ
Analytics指名ユーザーライセンスは、ユーザーに割り当てられているロールの
レポート作成権(レポートライター)
の、CとUのチェックの有無によって、Writerライセンスとしてカウントされるのか、Readerライセンスとしてカウントされるのかが決まります。ユーザーに割り当てるロールは、ご契約いただいているWriterライセンス、Readerライセンスの範囲内であれば、自由に変更していただくことが可能ですので、必要に応じてユーザーに割り当てるロールを変更していただけます。
FAQ
Q. Writerライセンスの説明に「Yellowfinのすべての機能を使用することができる」とありますが、シグナル機能も使用できるのでしょうか?
A. シグナル機能を使用するためには、Analytics Plusへのアップグレードが必要になります。Analytics Plusにアップグレードしていただければ、シグナル機能もご利用いただけます。
Q. Readerライセンスのユーザーにレポートを配信することはできますか?
A. はい、可能です。Readerライセンスのユーザーは、レポートの作成および編集ができないだけですので、レポートの配信先ユーザーに指定することはできますし、配信されたレポートを表示することもできます。