データがマスクされたレポートの作成方法
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ここではデータがマスクされたレポートの作成手順について説明します。
データをマスクするためにはアクセスフィルターの機能を使用します。
- 作成>レポート
Yellowfinへログインしたら、メニューバーの作成より、レポートを選択します。
- 新規レポート作成
レポートの作成に使用するビューをクリックしてください。
※アクセスフィルターの機能を使用しますので、アクセスフィルターが設定されたビューを選択するようにしてください。
- データ
表示したいフィールドをドラッグ&ドロップで追加し、レポートを作成します。
ここでは、国名と売上(「Athlete Country」と「Invoiced Amount 」)を使用しています
- データ>ソースフィルターON
ソースフィルターのチェックをONにします。
マスクするデータ以外(表示しても良いデータだけ)が表示されます。
- データ>サブクエリーの追加①
マスクされたデータを表示するために、サブクエリーを使用します。
画面左の+ボタンよりサブクエリーを追加し、結合(Union)のサブクエリーを選択します。
- データ>サブクエリー>計算フィールド作成
マスクされたデータを作成するために、計算フィールドでダミーデータを作成します。
画面下の+ボタンをクリックし、タイトルを入力してマスクに表示する値を入力したら「Add」ボタンをクリックします。
※ここではタイトルを「ダミー」、値を「その他」とします。
- データ>サブクエリー>計算フィールド>保存
'その他'が式のフィールドに追加されたことを確認し保存ボタンをクリックします。
- データ>サブクエリー
計算フィールドが作成されました。
- データ>サブクエリー>サブクエリーフィールドの設定
サブクエリーフィールドに、フィールドを設定します。
マスクしたいデータに計算フィールドで作成した、ダミーを設定します。
ここでは、国名(「Athlete Country」)に計算フィールドの
「ダミー」を設定し、売上(「Invoiced Amount 」)には同じフィールドを設定しています。
- データ>サブクエリー>フィルターの追加
サブクエリーにフィルターを追加します。
アクセスフィルターが定義されているフィールドをフィルターに追加し、保存ボタンをクリックします。
- データ>フィルターの追加
メインクエリ側にサブクエリーと同様に、アクセスフィルターが定義されているフィールドをフィルターに追加します。
- データ>フィルターの設定>Operand(演算子)の変更
フィルターの演算子を「等しい(=)」に変更します。
- データ>フィルターの設定>書式
フィルターの書式から「フィルターの必要要件」を必須に設定します。
- データ>フィルターの書式>入力スタイル
値の入力方法を「一覧から値を選択」に、値の一覧の設定を「アクセスフィルター値」に設定します。
- データ>フィルターの書式>入力スタイル>デフォルト値
デフォルト値を設定します。
※ここで選択できるのは、アクセスフィルターに設定されている値だけです。
- データ>フィルターの設定>高度な設定
フィルターの高度な設定をクリックします。
- データ>フィルターの設定
結合(Union)1をクリックし、サブクエリ―側のフィルター演算子を「フィルターへリンク」に変更します。
- データ>フィルターの設定>リンクを定義
「リンクを定義」をクリックし、演算子を、「等しくない(≠)」へ、フィルターへリンクへマスタークエリー側で設定したフィルターを設定し、「送信・実行」ボタンをクリックします。
- データ>フィルターの設定
×ボタンをクリックして、フィルターの設定を閉じます。
- データ
その他の売上が、Japanを除いた額になりました。