異なるタイムゾーンで実行したいビューとレポートがある場合は、ビュービルターにあるTimezoneコンバーターを使用することで、レポートを実行しているユーザーのタイムゾーンを反映させることができます。
ビュービルターのステップ2(メタデータの定義)で、変換するフィールドを選択します。
注意:Timezoneコンバーターによる変換は、タイムスタンプ(日付時刻)フィールドのみ使用できます。
SQL Serverの場合、日付フィールドは全てタイムスタンプですが、Timezoneコンバーターを使用するには、日付と時刻の両方の情報が含まれていることが必要です。つまり、すべての値が日付のみで、時刻が0:00:00に設定されている場合、正しく変換されません。
Yellowfin7.2
ビュービルダーのフィールドを編集すると、データ変換と呼ばれる新しいタブが表示されます。このタブでは、選択したフィールドのデータ型に基づいて「コンバーター」を適用することができます。
タイムスタンプフィールドに対して、TimeZoneコンバーターとデータが保存されているネイティブ タイムゾーンを選択できます。
画面の下部にある「追加」ボタンをクリックしてコンバーターを適用し、フィールドを保存してください。
ビューを有効化します。
Yellowfin7.3
Yellowfin 7.3では、 ビュービルダーの準備ステップからTimezoneコンバーターを適用することができます。 この画面では、列のタイトルの横にある▼をクリックして、変換を選択してください。
変換をクリックすると、コンバーターを適用する際のガイドとなる追加の画面が表示されます。今回の場合は、Timezoneコンバーターの設定画面が表示されます。
このフィールドをレポートの列として使用すると、選択したネイティブ タイムゾーンがユーザーのタイムゾーンに変換されます。プロフィール設定>地域依存設定>タイムゾーンの設定を行ってください。
Timezoneコンバーターが適用されたフィールドを含むレポートを実行すると、ユーザーのタイムゾーンがフィールドに適用され、関連するデータが表示されます。
注意:
タイムゾーンが設定されていない場合、デフォルトのタイムゾーン(管理コンソール> システム構成>地域>日付と時刻の設定>デフォルトユーザータイムゾーン)が使用されます。より詳細な情報は、Yellowfin Wikiをご確認ください。
また、このフィールドをレポートのフィルターとして使用する場合、ユーザーのタイムゾーン設定に基づいてフィルタ値が適用されます。Yellowfinは、選択された値をネイティブタイムゾーンに変換し直してからSQLを生成します。