KPIスコアカードのレポートはYellowfinのデフォルトレポートには含まれていませんが、簡単に作成できます。
下記はKPIスコアカードのイメージ図です。
KPIスコアカードレポートを作成するため、以下のファイルが必要です。
ー「bsc.csv」:必要なデータが含まれています。
ー「Scorecard Image File.xml」:マップイメージ図と参照コートが含まれています。
ー「Direct Link Scorecard Report.xml」:ドリルスルーレポートが含まれています。
上記のファイルは添付ファイルをご確認ください。
手順1:
「Scorecard Image File.xml」をインーポトします。
マップとイメージのインーポトではなく、Yellowfin インーポトを使用してください。
手順2:
「bsc.csv」ファイルを使用し、CSVレポートを作成します。
CSVレポートを作成ために、まず、ロール権限を与えてください。
ロール>レポートビルダー>CSVレポート作成権のチェックをオンにします。
手順3:
すべてのフィールドをカラム列にドラッグ&ドロップし、集約は「なし」にしてください。
Typeフィールドの書式を変更します。
カラム書式>表示>書式は参照コートを選択します。
参照タイプは「Scorecard Categories」を選択します。
上記の手順がすべて正常に完了すると、次のようなレポートが作成されます。
手順4:
「グラフ」ステップに進みます。
グラフ種類は「ラスターマップ」を選択します。
イメージは手順1でインーポトされた「Scorecard」を使用します。
手順5:
色は「budget」、地域は「Type」を選択します。
以下のようなグラフが作成されます。
手順6:
レポートを保存し、有効化にします。
更に、「Direct Link Scorecard Report.xml」を使用してこのレポートにドリルスルー機能を追加することができます。
例
上記の場合、
ドリルスルー機能を使うと、左上の「Web Site Visits」をクリックして「Web Campaign Effectiveness」レポートを表示させることができます。
手順7:
「Direct Link Scorecard Report.xml」をインーポトします。
今回は12個のレポートがあります。
すべてのレポートをインポートしてください、コンテンツカテゴリーは任意で、データソースは「Ski Team」です。
手順8:
先ほど作成したKPIスコアカードレポートを編集モードに切り替え、分析スタイルを「ドリルスルー」に変更します。
手順9:
「関連レポート」ステップに進みます。
インーポトされた「Web Campaign Effectiveness」、「Inbound Calls」レポートをドリルスルーにドラッグ&ドロップします。
手順10:
1つのレポートを選択して、右側の設定を変更します。
結合タイプは「条件付きリンク型」、オプションのハイパーリンクフィールドは「Type」、Whereフィールドは「Type」、「Web Site Visits」を選択します。
同じ設定をリンクさせたいレポートの数分行ってください。
以下のイメージでは、2つのレポートにリンク設定を行っています。
注意:以下のリストを使用して、条件と子どもレポートが一致するように設定してください。
ドリルスルーを各レポートに設定したら、各ドリルが正常に動作していることを確認し、レポートを保存して有効にします。