Yellowfinのインストールが完了したら、初期設定をおこないましょう。
フォントのインストール(Ver9以降ではフォントインストール不要です)
Yellowfinはグラフを作成するときに、Yellowfinをインストールしたサーバーにインストールされているフォントを使用します。そのため、サーバーに和文フォントがインストールされていないと、日本語が表示されません。YellowfinをインストールしたサーバーのOSがLinuxの場合、和文フォントがインストールされていないことがありますので、フォントをインストールしてください。Windowsの場合は、あらかじめ和文フォントがインストールされていると思いますが、ご利用の環境によっては和文フォントのインストールが必要かもしれません。また、利用したいフォントがアプリケーションサーバーにインストールされていない場合は、インストールしてください。
フォントのインストールが完了したら、Yellowfinを起動します。フォントをインストールする前にYellowfinを起動してしまった場合は、一度Yellowfinを停止し、再び起動してください。インストールの最終ステップで表示されたユーザー名/パスワード(admin@yellowfin.com.au/test)を使用してYellowfinにログインしてください。
管理者アカウントのログイン情報変更
Yellowfinにログインしたら、はじめに、管理者アカウントのログイン情報を変更してください。管理者アカウントのユーザー名、パスワードは、インストール手順だけでなく、wikiにも掲載していますので、セキュリティの観点から、管理者アカウントのユーザー名、パスワードを変更されることを強く推奨します。
画面左上のハンバーガーアイコンをクリックして、サイドメニューを表示します。ユーザー名をクリックしたら、プロフィール設定をクリックして、ユーザープロフィールの設定画面を表示してください。ログインに使用するユーザー名(メールアドレス)パスワードを必要に応じて変更し、保存ボタンをクリックて、設定を保存してください。
システム構成でシステム全体の設定をおこないましょう
システム>一般設定>拡張ログ>ON
監査イベントのログに出力される情報にユーザー名などが出力されるように変更します。出力されるログの差異についてはこちらの記事をご参考ください。
システム>ビュー>データベースカラム並び順>カラム順
Yellowfinでビューを作成する時に表示されるテーブルのカラムの並び順を変更します。デフォルトでは文字順になっていますので、カラム名がアルファベット順で表示されてしまいます。カラム順に変更することで、テーブル定義の順でカラムが表示されるようになります。
地域>日付と時刻の設定>日付の書式>年/月/日
地域>日付と時刻の設定>週開始曜日
地域>日付と時刻の設定>会計年度の開始日
週開始日曜日は、フィルターの条件で「今週」や「週末」を使用する際に利用します。会計年度の開始日は、フィルターの条件で「今年(会計上)」「今週(会計上)」などを使用する際に利用します。どちらも、日付関数(「四半期」や「週開始日」など)に適用される設定ではありませんので、あらかじめご了承ください。
地域>テキスト書式>名前の書式>姓(Last Name)-名(FirstName)
Yellowfinの画面上でユーザーの名前を表示するときの書式です。
地域>テキスト書式>デフォルトの言語フォント
レポートをPDFにエクスポートするときに使用するフォントを選択してください。いずれかの日本語フォントが選択されていないと、レポートをPDFにエクスポートしたときに、日本語が表示されません。
Yellowfinに標準で登録されているフォントでは、現状「HanaminA」のみが日本語に対応しております。日本語をPDFにエクスポートされる場合は、「HanaminA」を設定ください。
地域>テキスト書式>CSVの文字セット
レポートをCSV形式でエクスポートするときに使用する文字セット(文字コード)を選択してください。エクスポートしたCSVファイルをExcelで開くつもりがある場合は、「UTF-8 BOMあり」もしくは「windows-31j」を選択することをオススメします。
そのほかのシステム構成の設定の詳細については、wikiをご参考ください
コンテンツ設定でレポートやグラフのデフォルト設定をおこないましょう
レポート設定>フォント>デフォルトフォント
こちらの記事を参考にレポートの表やグラフで使用するデフォルトフォントを設定してください。
レポート設定>スタイル>レポートサマリー>テキスト
レポートサマリーに表示するフォントを選択してください。欧文フォントではなく、和文フォントを指定してください。
レポート設定>レポートビルダーの設定>ユニークなレポート名
ユニークなレポート名を「On」もしくは「警告」に設定して、同じ名前のレポートがいくつも作成されてしまうことを防ぎましょう。
グラフ設定>フォント
「タイトル」から「シリーズ」選択まで、すべて和文フォントを指定してください。欧文フォントが指定されたままだと、グラフの日本語が文字化けします。
そのほかのコンテンツ設定の詳細についてはwikiをご参考ください。