もしもインストールに失敗したら、
- Yellowfinをアンインストール
- 失敗原因の確認と解消
- Yelowfinを再インストール
の順で対処してください。
インストールの途中でエラーが発生し、インストーラーを終了した場合は必ずYellowfinをアインインストールしてから再インストールするようにしてください。アンインストールする際に、リポジトリデータベースは必ず削除(DROP)するようにしてください。リポジトリデータベースの構成が中途半端になってしまうことで、再インストールができなかったり、再インストールが完了してもYellowfinが正常に動作しない可能性があります。アンインストール手順については、こちらの記事を参考にしてください。
また、リポジトリデータベースにPostgreSQL、MySQL、SQL Server、Oracleを使用する場合の注意点について、改めて確認してください。
以下に、インストールの失敗原因としてよくあるケースをご紹介しますので、ご参考ください。
データベースサーバーに接続できない
Yellowfinのインストーラーがリポジトリデータベースに接続することができず、エラーが発生しています。
下記の点についてご確認ください。
- リポジトリデータベースをインストールしたサーバーが起動していますか?
- データベースが起動していますか?
- データベースサーバーホストに入力した値が間違っていませんか?
- データベースサーバーポートに入力した値が間違っていませんか?
- データベースサーバーのファイアーウォールの設定でアプリケーションサーバーからの接続を許可していますか?
- データベースの設定で外部サーバーからの接続を許可していますか?
DBAユーザーのユーザー名/パスワードが間違っている
DBAユーザーのユーザー名、パスワードが間違っている可能性が考えられます。
大文字/小文字、全角/半角などの入力ミスがないか改めてご確認ください。
データベースユーザーのユーザー名/パスワードが間違っている
データベースユーザーのユーザー名、パスワードが間違っている可能性が考えられます。
大文字/小文字、全角/半角などの入力ミスがないか改めてご確認ください。
既にデータベースが存在する もしくは DBAユーザーに適切な権限がない
新規データベース作成にチェックが入っていた場合、データベース名に既に存在するデータベースの名前を入力していた可能性があります。事前準備でデータベースを作成している場合は、新規データベース作成のチェックを外してインストールしなおしてください。インストーラーでデータベースを作成する場合は、データベース名を変更してください。
もしくは、DBAユーザーに適切な権限が付与されていない可能性が考えらえます。添付の例では、DBAユーザーにCREATE DATABASE権限が付与されていないために、データベースの作成に失敗しています。DBAユーザーの権限設定を見直してください。
既にデータベースユーザーが存在する
新規ユーザー作成にチェックが入っていた場合、データベースユーザーのユーザー名に既に存在するデータベースユーザーの名前を入力していた可能性があります。事前準備でデータベースユーザーを作成している場合は、新規ユーザー作成のチェックを外してインストールしなおしてください。インストーラーでデータベースユーザーを作成する場合は、ユーザー名を変更してください。
上記以外のエラーが発生してインストールに失敗する場合
お手数ではございますが、サポートサイトからお問い合わせください。Yellowfinのインストールディレクトリに、インストールログ(YellowfinInstallLog-yyyyMMdd.log)が出力されています。お問い合わせいただく際に、必ずインストールログを添付してください。