概要:
これは、YellowfinインスタンスのJVMのメモリの使用率を線グラフで表示してくれる簡単なツールです。パフォーマンスに関する課題に直面した際に、お役立てください。メモリの使用率とは、アプリケーションサーバー全体に対してのメモリの使用率ではなく、JVMに割り当てたメモリの使用率です。
Windowsのタスクマネージャーなどに表示されるのはJVMに割り当てられているメモリ容量(JVMが確保しているメモリ容量)ですので、実際のメモリの使用量を計測することはできません。例えば、Yellowfinの起動時にJVMにメモリ8GBを割り当てるよう設定した場合、タスクマネージャーなどで表示されるメモリの使用量は8GBと表示されるでしょう。しかし、実際には、JVMはメモリ領域を8GB確保しているだけで、メモリを使用しているわけではありません。
使用方法:
- 添付のjarファイルをダウンロードし、ダブルクリックするか、コマンドラインでファイル名を指定して実行します。
(コマンドの例:java -jar memProfiler.jar) - Yellowfin URLを入力します(最後の/は入力しないでください)
- [Start]をクリックします。
- Yellowfin上で、インスタンスのパフォーマンスを低下させる操作を実行し、[Stop]をクリックします。
- グラフが表示されます。
表示されるグラフについて:
- x軸 - Startをクリックしてからの秒数
- y軸 - 最大メモリに対する使用率、赤線は最大メモリ
注意事項:
このツールは、セキュアな接続が必要なインスタンスで動作しません。アプリケーションサーバー上で実行するとか、非セキュアな接続で実行する方法を検討してください。