計算フィールドのテスト・保存時には通常、ビューのSQLをベースに計算フィールドの式が含まれたSQLを実行して式の動作検証を行っています。
リポジトリデータベースに設定を追加することで、この動作検証を省略することができます。
設定方法:
リポジトリデータベースに対して、以下のSQLを実行してください。
設定後、Yellowfinのサービスを再起動することで反映されます。
INSERT INTO Configuration VALUES (1, 'SYSTEM', 'VALIDATECALCONSAVE', 'FALSE')
同じ計算フィールドをたくさん作成する場合、計算フィールドの検証に数分かかることがあります。計算フィールドの動作検証を省略することによって、作業の時間を短縮できます。
計算フィールド作成時、必ず1度は式の動作検証が実行されます。上記設定をリポジトリデータベースに追加するだけでは、計算フィールドの検証を完全に省略することはできません。
計算フィールドの動作検証にかかる時間を更に短縮するには、引き続き以下の手順に沿って作業してください。
- 例えば1(すなわち整数)のみのようなダミーの計算式を入力し、「テスト」クリック後に保存します。
- この計算フィールドを再度編集し、実際の計算式に入力し直して保存します。
注意:計算フィールド再編集時、「テスト」ボタンはクリックせずそのまま保存してください。
「テスト」ボタンをクリックすると、検証のSQLが実行されてしまいます。
作成する各計算フィールドごとに毎回ダミーの計算式を入力する必要はありますが、1度ダミーの計算式で動作検証を行うことで実際の計算式の検証を省略することができるため、計算フィールドを効率よく作成することが可能になります。
2分ほどのビデオを用意しておりますのでご参考ください。
ご不明の点がございましたら、Yellowfinサポートサイトからお問い合わせください。