本記事では、問題のある呼び出しを実行したときに現れるエラーコードで把握、または説明される範囲からは少し外れるかもしれない特定のREST API エラーコードを引き起こす可能性のある事象について紹介します。また、エラーコードの理由が少し曖昧な場合の一般的な詳細を提供します。
400 エラー
一般的にこれは、「構文が正しくないために、サーバがリクエストを理解できなかった」ことを意味します。
しかし、これがうまく当てはまらない別の事象を確認しました。Postmanにはデフォルトで有効化されている隠れたヘッダーがあります。このうち2つは有効のままでなくてはならず、変更することでこのエラーコードが返されます。そのヘッダーの値は、「Host(ホスト)」と「Content-Length(コンテンツの長さ)」です。
実際、「Host(ホスト)」の値にマウスオーバーすると、このヘッダーを有効にしていない場合、400エラーコードが発生する可能性が示されていることを確認できます。
500 エラー
通常これは、「内部サーバーエラーが発生した」ことを意味します。
多くの場合、このエラーは不正な値が渡されたときに発生します。例えば、ユーザー名がシステム内で見つからなかったり、間違って入力された場合です。(正式なパスワードは「test2」だが、「test1」と入力など)。しかし、このエラーが発生する他の事象があります。それは、パスワードを指定せずにログインしようとした場合です(例:REST APIの呼び出しで「noPassword」を「true」に設定)。
この場合は、SIMPLE_AUTHENTICATION設定レコードを「TRUE」にした状態で、システム構成データベースに追加しなくてはいけません。こちらについてより詳細な情報は、wikiのシングルサインオンページをご確認ください。関連する詳細は、シングルサインオン関数配下のLOGINUSERPASSWORDに記載されています。他のYellowfin システム構成データベースへの変更と同様に、変更を適用した後には、Yellowfinを再起動する必要があります。
エラーコードに関する公式のRESTFUL APIドキュメントには、Yellowfinから返される別の表示も含まれているので、特定のエラーコードのトラブルシューティングに役立つかもしれません。詳細は、こちらからご確認ください。