Yellowfinのログイン画面のURLにコンテキストパスを設定して、以下のようにURLを変更することができます。
変更前:
http://<hostname>:<port>/
変更後:
http://<hostname>:<port>/<contextpath>/
例)コンテキスパスをyellowfinに設定した場合:
変更前:
http://myhost:8080/
変更後:
http://myhost:8080/yellowfin/
コンテキストパスを設定している場合、Yellowfinのアップデート手順が通常とは異なりますので、忘れないようにしてください。コンテキストパスを設定している場合、アップデートキットでインストールディレクトリを指定する際に、コンテキストパスのディレクトリを指定するようにしてください。
ここでは、コンテキストパスにyellowfinを設定する場合を例として、コンテキストパスの設定手順を以下に記載します。
- Yellowfinが起動している場合は、一度停止します。
- 下記のパスにある、ROOT.xmlをエディタで開き、path属性にyellowfinと追記し保存します。
<Yellowfinインストールディレクトリ>/appserver/conf/Catalina/localhost/ - ROOT.xmlのファイル名をyellowfin.xmlに変更します。
- 下記のパスにある、ROOTフォルダを削除します。
※既に、ROOTフォルダ配下のファイルに変更を加えている場合は、バックアップを忘れないでください。
<Yellowfinインストールディレクトリ>/appserver/webapps/ - Yellowfinを起動します。
Yellowfinを起動すると、手順4で削除したROOTフォルダの代わりに、yellowfinフォルダが作成されますので、
フォルダが作成されたことを確認したら、Yellowfinを停止してください。
このとき、Tomcatのコンソール上にエラーが表示されますが、想定されているエラーですので特に気にする必要はありません。 - 下記のパスにある、web.xmlをエディタで開きます。
<Yellowfinインストールディレクトリ>/appserver/webapps/yellowfin/WEB-INF/
下記の属性のパスのROOT部分をyellowfinに変更してください。
<!ENTITY jsps SYSTEM "file:/<Yellowfinインストールディレクトリ>/appserver/webapps/ROOT/WEB-INF/web-jsps.xml"> - Yellowfinを起動します。
コンテキストパスが変更されていますので、以下のURLでログイン画面にアクセスしてください。
http://<hostname>:<port>/yellowfin/